株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回はイオン系列店でよくお買い物する方には恩恵が多い「イオン」です。
うちに株主優待が届いたのは10月第3週でした。
株主優待の内容
権利確定月は2月末日・8月末日の年2回です。今回は8月末日分です。
①お買い物でキャッシュバック
株主になるとオーナーズカードが送られてきますので、お買い物時に提示すればキャッシュバックを半年ごとに受けられます。
上限は半期100万円に対してまでで、返金率は保有株に応じています。
100株以上 3%、500株以上 4%、1,000株以上 5%、3,000株以上 7%です。
イオンで100万円は買い物しませんが、よく利用する方は大きいと思います。
②毎月20・30日のお客様感謝デーは5% OFFや割引特典など
イオンカード、WAONでも対象ですが、オーナーズカードのキャッシュバックと合わせるとかなりの割引になります。
その他にも、イオンシネマでは大人1,000円で映画鑑賞ができたり、大型店舗にあるイオンラウンジで休憩できたりします。
③イオンギフトカード
2月末日の年1回のみで3年以上継続保有が条件です。
1,000株以上 2,000円、2,000株以上 4,000円、3,000株以上 6,000円、5,000株以上 10,000円のイオンギフトカードがもらえます。
1,000株以上ということは300万円程度の投資をしないといけません。少しハードルは高いと思います。
現在の株価・利回り
2,828円(2020年10月16日終値) 単元株数100株
配当金36円(記念配当含む) 利回り1.27%
配当金36円+優待600円 利回り22.48%
※優待は100株で半期で100万円お買い物した場合。
前回(2020年4月17日終値)との株価比較 +621円(値上がり率+28.13%)
最大の利回りはかなり高いですが、イオンで半期に100万円もお買い物することはありません。汗
実際は2%前後の方が多いのではないでしょうか。
半年前との株価比較ですが、新型コロナの影響がスーパー業界にとっては少なく株価は上昇してきました。
直近の決算内容
イオンの連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高
2020年2月期 8,604,207百万円(215,530百万円)
2019年2月期 8,518,215百万円(212,256百万円)
2018年2月期 8,390,012百万円(210,273百万円)
今年の2月までで言えば、売上高は順調に伸びています。
19年10月消費増税の影響で、後半は少し厳しかったようですが、利益はほぼ前期並みでした。
新型コロナの影響はディベロッパー事業、サービス・専門店事業、総合金融事業などの業績に出ているようです。
ただ、中間決算(20年3月~8月)では営業利益、経常利益は出ているようです。
このままいけば通期で悲惨な結果にならないと思います。
自己資本比率
2020年2月期 9.6%
2019年2月期 10.9%
2018年2月期 12.2%
グループ会社にイオン銀行などもあるので低いのは仕方がないです。
有利子負債の増加、純資産の低下が見込まれますので、21年2月期にはさらに低下すると思われます。
株主資本利益率(ROE)
2020年2月期 2.49%
2019年2月期 2.11%
2018年2月期 2.15%
低いです。単独決算でみても4%台。
新型コロナで21年2月期はさらに下がると思います。
今後もホールドするべきか
株主優待の制度は変わらず、キャッシュバックやイオンシネマの割引などかなり使えます。
新型コロナの影響を受けた部門もありましたが、中間決算を見る限り、通期で悲惨な結果にはならないと思います。株価も上昇傾向です。
変わらず最低単元株だけであれば十分に価値があると思っていますので、今後もホールドしたいと思います!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。