株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回はカラオケルームの「ビッグエコー」、通信カラオケの「DAM」で有名な「第一興商」です。
うちに株主優待が届いたのは12月第1週でした。
株主優待の内容
権利確定月は3月末日・9月末日の年2回です。
優待券(500円券)
「ビッグエコー」や系列の飲食店で使える優待券(500円券)が保有株数に応じて、100株以上で10枚(5,000円分)、1,000株以上で25枚(12,500円分)もらえます。
また、優待チケットをそのまま返送すると、音楽ソフト子会社レーベルのCDと交換することができます。
ただ、交換できるCDは演歌などが多く、私はビッグエコーで使うか、ヤフオクなどで換金しています。
現在の株価・利回り
5,460円(2019年12月6日終値) 単元株数100株
配当金112円 利回り2.05%
配当金112円+優待100円 利回り3.88%
※優待は100株(5,000円分×2回)で換算。
前回(2019年6月25日終値)との株価比較 +440円(値上がり率+8.7%)
ここ数年は増配が続いており、利回りも悪くありませんし、株主優待も魅力的だと思います。
ここ半年の株価は、浮き沈みはありましたが、最近は値上がり傾向です。
直近の決算内容
第一興商の連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高
2019年3月期 143,833百万円
2018年3月期 141,370百万円
2017年3月期 140,640百万円
売上はしっかり伸ばしていますし、利益も増加傾向です。
業務用カラオケの売上が下がったことは気になりますが、不動産など手広い事業でしっかり稼いでいます。
2020年3月期の予測は、増収減益を見込んでいます。
自己資本比率
2019年3月期 69.3%
2018年3月期 68.7%
2017年3月期 62.9%
充分すぎる水準です。有利子負債も年々減らしてきています。
2020年3月期の中間決算では73.5%で、こちらも盤石です。
株主資本利益率(ROE)
2019年3月期 12.25%
2018年3月期 10.87%
2017年3月期 9.71%
利益も増加傾向で、自己資本比率も高く、ROEの水準も日本企業としては十分です。
2020年3期は、減益予想ですので数字は下がってしまいそうですが、大きな問題はないと思います。
今後もホールドするべきか
個人的には好きな業種ですし、テレビでもカラオケブームはまだ続いているようです。
海外にも進出していますが、もっとチャレンジしてもいいと思っています。
2020年3月期は増収減益予想ですが、株主優待の魅力度もそこそこ高いので、今後もホールドしたいと思います!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。