株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回はカラオケルームの「ビッグエコー」、通信カラオケの「DAM」で有名な「第一興商」です。
うちに株主優待が届いたのは6月第4週でした。
株主優待の内容
権利確定月は3月末日・9月末日の年2回です。今回は3月末日分です。
優待券(500円券)
「ビッグエコー」や系列の飲食店で使える優待券(500円券)が保有株数に応じて、100株以上で10枚(5,000円分)、1,000株以上で25枚(12,500円分)もらえます。
また、優待チケットをそのまま返送すると、音楽ソフト子会社レーベルのCDと交換することができます。
ただ、交換できるCDは演歌などが多く、私はビッグエコーで使うか、ヤフオクなどで換金しています。
現在の株価・利回り
3,295円(2020年6月26日終値) 単元株数100株
配当金113円 利回り3.42%
配当金113円+優待100円 利回り6.46%
※優待は100株(5,000円分×2回)で換算。
前回(2019年12月6日終値)との株価比較 ▲2,165円(値上がり率▲39.6%)
新型コロナの影響で、半年前と比較すると恐ろしい値下がりです。
一時、約4,000円まで株価が戻りましたが、第2波警戒でまた下がってしまいました。
株主優待は魅力的で、株価が値下がりしたこともあり、利回りも悪く見えません。
直近の決算内容
第一興商の連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高(営業利益)、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高(営業利益)
2020年3月期 146,297百万円(19,058百万円)
2019年3月期 143,833百万円(19,672百万円)
2018年3月期 141,370百万円(21,103百万円)
2月後半から新型コロナウイルスの影響が大きかったようですが、売上はしっかり伸びました。
3月までで言えば業務用カラオケ機器の販売には影響はなく、カラオケ店舗は3月単月は前年比4割減といった感じです。
純利益は前年同期比19.5%減の125億円でした。新型コロナがなければ順調な業績だったのではないでしょうか。
自己資本比率
2020年3月期 74.0%
2019年3月期 69.3%
2018年3月期 68.7%
充分すぎる水準です。有利子負債も年々減らしてきています。
新型コロナの影響は避けられませんが、ちょっとしたことでは経営基盤が揺らぐことはないと思います。
株主資本利益率(ROE)
2020年3月期 9.46%
2019年3月期 12.25%
2018年3月期 10.87%
自己資本比率も高く、ROEの水準も日本企業としては十分でした。
21年3月期の数字には期待できませんが、この水準を出せるということは素晴らしいです。
今後もホールドするべきか
個人的には好きな業種ですし、新型コロナが終息すれば、まだまだ伸びる企業だと思っています。
21年3月期は全く期待はできませんが、株主優待の魅力度もそこそこ高いので、今後もホールドしたいと思います!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。