株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回は北海道では遊園地でお馴染み「グリーンランドリゾート」です。
うちに株主優待が届いたのは3月末でした。
株主優待の内容
権利確定月は12月末日・6月末日の年2回です。今回は12月末日分です。
①遊園地等入場券
・グリーンランド遊園地無料入園券
・ホワイトパークスキー場4時間リフト券
・いわみざわ公園パークゴルフ場ローズパーク無料利用券
・北村温泉ホテル無料入浴券
上記の共通券が100株以上で2枚、500株以上で4枚、1,000株以上で6枚が年に2回もらえます。
2,000株以上も持ち株数に応じて枚数が増えていきます。
②遊園地の遊戯具利用引換券
1,000株以上で1枚、2,000株以上で2枚が年2回もらえます。
5000株以上も持ち株数に応じて枚数が増えていきます。
③その他
「北海道又は九州の地域特産品」や様々な特典がある「VIPフリーパス」「ゴルフコース場無料プレー券」「ホテル室料半額優待券」「ホテル無料宿泊券」などが持ち株数に応じてもらえます。
ただ、これらは10,000株(投資金額350万円程度)以上しか受けられない優待なので、詳細に記載しません。
現在の株価・利回り
376円(2020年3月31日終値) 単元株数100株
配当金14円(2019年、特別配当含む) 利回り3.72%
配当金14円+優待56円 利回り18.61%
※優待は遊園地入場券で1枚大人1,400円換算。100株で2枚×年2回。
前回(2019年9月2日終値)との株価比較 ▲124円(値上がり率▲32.9%)
毎年1回はグリーンランドに行く私としては、かなりの優待利回りです。
新型コロナウイルスの影響で大きく株価を下げています。
直近の決算内容
グリーンランドリゾートの連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高
2019年12月期 8,359百万円
2018年12月期 7,810百万円
2017年12月期 7,664百万円
熊本と北海道の田舎の遊園地経営をしているにしては、売上高は順調に伸びています。
2019年5月の10連休も追い風となり、遊園地、ゴルフ場ともに利用者が増加し、バッチリ増益になっています。
ホテル事業はほとんど利益になっていませんが、運営している「ホテルサンプラザ」「北村温泉ホテル」の宿泊者数が前年比で増加しているのは意外でした。
自己資本比率
2019年12月期 52.9%
2018年12月期 50.9%
2017年12月期 50.0%
有利子負債も年々減ってきていますし、自己資本比率は年々上がってきています。
盤石な経営基盤ですので、すぐに揺らぐことはないと思いますが、新型コロナの影響が心配です。
影響が長引けば資産のほとんどが土地ですので、ゴルフ場の一つくらい怪しいかもしれません。
株主資本利益率(ROE)
2019年12月期 3.46%
2018年12月期 2.75%
2017年12月期 2.47%
こちらは低いです。さすが田舎の遊園地経営をしているだけあります。
ただ、これも少しですが上昇傾向です。順調だったはずでしたが…
今後もホールドするべきか
田舎の遊園地が潰れたりすることが多いですが、やはり意外と手堅い経営をしています。
新型コロナの影響による売り上げ減少は避けられませんが、自己資本比率は十分ですので少しは持ちこたえることができると思っています。
100株ホルダーの私にとっては、配当+優待利回りは十分ですし、子どもが遊園地に飽きるまでホールドしたいと思います!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。