株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回は「おーいお茶」でお馴染みの「伊藤園」です。
うちに株主優待が届いたのは7月第4週でした。
ちなみに私は議決権のない第1種優先株式を保有しています。
株主優待の内容
権利確定月は4月末日です。
自社製品
保有株数に応じて伊藤園の自社製品がもらえます。
100株以上で1,500円相当、1,000株以上で3,000円相当です。写真は100株以上です。
また、優待割引価格で伊藤園商品が買えるパンフレットももらえます。
ちなみに100株以上だと30%割引でした。正直、スーパーの安売りくらいの価格設定なので、そこまで魅力的ではありません。
現在の株価・利回り
2,214円(2019年7月26日終値) 単元株数100株
配当金50円 利回り2.25%
配当金50円+優待15円 利回り2.93%
※優待は100株で換算。
配当金はここ数年同額です。
普通株式は株価が倍くらいありますが、配当金は40円でした。
利回りだけを考えれば優先株式の方がお得です。
直近の決算内容
伊藤園の連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高
2019年4月期 504,153百万円
2018年4月期 494,793百万円
2017年4月期 475,866百万円
主力の飲料が順調で売上は増えてきており、営業利益もここ数年、順調に増えてきています。海外へのチャレンジもしています。
自己資本比率
2019年4月期 49.2%
2018年4月期 47.3%
2017年4月期 44.8%
水準としても十分ですし、順調に増加しています。
株主資本利益率(ROE)
2019年4月期 9.90%
2018年4月期 9.03%
2017年4月期 10.46%
日本の企業としては高い水準です。
自己資本比率も利益も増加させてきていますので、優秀だと思います。
今後もホールドするべきか
普通株式の方が株価が高く、キャピタルゲインも狙えるかもしれませんが、優待をもらうのであれば優先株式がおすすめです。
爆発的な株価の上昇は期待できませんが、順調な業績と事業内容から安定した利回りは期待できると思っています。
株主優待の魅力度はまあまあですし、今後もホールドしたいと思います!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。