株主優待が届くたびに、今後もホールドするべきかどうかをチェックしていきます。
今回は人気の「カゴメ」です。
うちに届いたのは10月末でした。
株主優待の内容
権利確定月は6月末日です。
①自社商品詰め合わせ
半年以上の継続保有で、100株以上で 2,000円相当、1,000株以上で 6,000円相当のカゴメの商品詰合せがもらえます。
今回の100株以上2,000円相当の商品内容は写真の通りです。
前回はケチャップやソースなども入っていましたが、今回はドリンクメインです。オリジナルグッズのノートも入っていました。
②自社オリジナル記念品(10年以上継続保有)
100株以上を10年以上継続保有(10年を迎えた年に1回限り)で「トマト薫る特性グラス2個セット」「株主10年記念パッケージ商品」がもらえます。
そこまで魅力的な商品だと思いませんが、10年というくくりがあるのも嬉しいですね。
現在の株価・利回り
3,820円(2020年11月2日終値) 単元株数100株
配当金35円 利回り0.91%
配当金35円+優待20円 利回り1.43%
前回(2019年10月18日終値)との株価比較 +1,059円(値上がり率+38.3%)
第3四半期までの業績が堅調で株価は上昇しています。
前回は10円の記念配当を含んでいました。利回りは低いですが、増配が続いています。
直近の決算内容
カゴメの連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高(営業利益)、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高(営業利益)
2019年12月期 180,849百万円(14,079百万円)
2018年12月期 209,865百万円(12,000百万円)
2017年12月期 214,210百万円(11,968百万円)
まだ、新型コロナの影響が出る前の19年12月決算では、飲料事業の不振との理由で売上高が減少しています。ただ、営業利益は15.1%増、純利益は13.3%増でした。
第3四半期連結累計(2020年1月~9月)では、新型コロナの影響で巣ごもり消費が加速、国内における飲料や内食向け商品の販売は拡大したそうです。
売上は前年同期比1.7%増、営業利益は同10.3%増となり、20年12月期の決算が楽しみです。
自己資本比率
2019年12月期 53.9%
2018年12月期 52.5%
2017年12月期 52.1%
50%を超えていますので、安定した経営状況です。
毎年、増加していますし、コロナ禍でも利益を上げることができそうなので問題ありません。
株主資本利益率(ROE)
2019年12月期 9.71%
2018年12月期 11.32%
2017年12月期 10.39%
日本の企業としては悪くない数字です。
自己資本比率も高いので、しっかり利益を出せる経営体質と言えそうです。
今後もホールドするべきか
経営基盤が盤石なことに加えて、コロナ禍でも利益を上げることができそうです。
株主優待の魅力度がそこまで高いわけではありませんが、増配が続いていることは魅力的です。
何よりブランドイメージは健在だと思っていますので、今後もホールドします!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。