株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回はプロ野球でお馴染みですが、リース、生保、不動産などなど巨大企業の「オリックス」です。
うちに株主優待が届いたのは7月第1週でした。
株主優待の内容
権利確定月は3月末日・9月末日です。「ふるさと優待」は年1回です。
①ふるさと優待
100株以上を3月末日保有で、年1回「ふるさと優待(カタログギフト)」が送られてきます。
オリックスグループの全国の取引先が取り扱う商品から、好きな商品を1点選べます。
おおよそですが、3年未満は5,000円程度、3年以上継続保有で1万円程度の商品となっています。
今回、3年以上の方は52種類(前回は36種類)の中から選ぶことができました。食べ物が多めです。
②株主カードの発行
100株以上保有で、年2回株主カードが送られてきます。
オリックスグループのホテルや水族館、レンタカー、プロ野球観戦チケットなどが割引価格になります。
野球のオリックスファンなら恩恵はありそうですが、北海道にいると使う機会はほとんどないと思います。
現在の株価・利回り
1,321円(2020年7月6日終値) 単元株数100株
配当金76円 利回り5.75%
配当金76円+優待100円 利回り13.3%
※優待は100株で3年以上保有のカタログ(1万円分)で換算。
前回(2019年7月3日終値)との株価比較 ▲311円(値上がり率▲19.0%)
配当金は増配が続いていましたが、前期と同額となりました。
株価は2月に2,000円近くまで上昇しましたが、新型コロナの影響で急落しました。
直近の決算内容
オリックスの連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高(営業利益)、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高(営業利益)
2020年3月期 2,280,329百万円(269,681百万円)
2019年3月期 2,434,864百万円(329,438百万円)
2018年3月期 2,862,771百万円(336,195百万円)
投資している連結子会社の売上減少、商品および不動産売上の減少で全体の売上が減少しています。
同様に営業費用も減少しているようで純利益は前期に比べて7%減の3,027億円でした。
事業報告には「当期の業績において新型コロナウイルスの感染拡大による特筆すべき影響はありませんでした」と記載されていました。
自己資本比率
2020年3月期 22.9%
2019年3月期 23.8%
2018年3月期 23.5%
金融系の事業もあることから数字としては低いです。
20年3月期は有利子負債が少し増加しています。
株主資本利益率(ROE)
2020年3月期 10.28%
2019年3月期 11.60%
2018年3月期 12.07%
日本の企業としては高い水準です。
今後もホールドするべきか
さすがに来期はコロナの影響で減益となるでしょうが、いずれは4,000億円、5,000億円の利益を目指すそうです。
レンタカー事業、航空機リース事業などは新型コロナウイルスの影響は避けられませんが、経営の根幹が揺らぐような事業内容ではないと考えています。
株主優待の魅力度も高いですし、アフターコロナでも成長を期待できると私は思っています。
買い増しも検討しながら、今後もホールドしたいと思います!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。