株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回はRIZAPグループで、北海道中心にゲームセンターや映画館などを運営していた「SDエンターテイメント」です。
うちに株主優待が届いたのは6月末でした。
株主優待の内容
権利確定月は3月末日です。
①自社およびRIZAPグループ商品
保有株数に応じてポイントがもらえ、RIZAPグループの商品と交換できます。
100株以上で3,000円相当、200株以上で6,000円相当、400株以上で12,000円相当、600株以上で15,000円相当、1,000株以上で18,000円相当のポイントがもらえます。
フィットネス利用券やコーヒーメーカーなどの小物家電、健康食品、コスメなどと交換できます。
ただ、ポイントが少ないと、選択肢はせまいです。
②フィットネス施設利用券
SDエンターテイメントが経営するフィットネス施設を無料で利用できる施設利用券(1枚2,000円相当)が保有株数に応じて、100株以上で4枚、200株以上で8枚、400株以上で16枚、600株以上で20枚、1,000株以上で24枚もらえます。
今回は、100周年記念株主優待券が送られてきて、こちらはフィットネスだけでなく、スガイディノスの映画館などレジャー施設で使えます。
現在の株価・利回り
448 円(2019年7月2日終値) 単元株数100株
配当金0円 利回り0.00%
配当金0円+優待80円 利回り17.85%
※優待は100株(2000円×4枚)換算。
今期は純損失ですので、無配当です。
フィットネスは、札幌では白石に1店舗あるだけです。
直近の決算内容
SDエンターテイメントの連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高
2019年3月期 7,038百万円
2018年3月期 7,940百万円
2017年3月期 8,281百万円
売上は年々減少しています。今期は、1億9千万円の純損失となっています。
エンターテイメント事業の譲渡で、来期も減収が予測されています。
自己資本比率
2019年3月期 25.9%
2018年3月期 22.0%
2017年3月期 22.1%
今期は純損失でしたが、事業譲渡とディノス札幌中央ビル売却で、自己資本比率は増加しています。
株主資本利益率(ROE)
2019年3月期 -8.53%
2018年3月期 0.86%
2017年3月期 0.90%
数字的には、投資対象にすべきとは思いません。
今後もホールドするべきか
RIZAPグループも今は低迷していますが、立て直せると個人的に思っています。
ただ残念ながら札幌中心部のシンボル的なスガイディノス札幌中央が今年閉店してしまいました。
会社帰りに施設利用券を使って映画を観ていた私として、株主優待のメリットは大きく損なわれてしまいました。
また、ゲームセンターやボウリング、映画館事業を譲渡して撤退しましたので、フィットネス事業や保育園事業だけの企業になり、応援する意味もなくなってしまいました。
フィットネス事業などに他社との優位性をそこまで感じることができなかったので、売却しました!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。