株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回は「丸亀製麺」で有名な「トリドールホールディングス」です。
うちに株主優待が届いたのは12月2週目でした。
株主優待の内容
権利確定月は3月末日・9月末日の年2回です。今回は9月末日分です。
株主優待券(100円)
丸亀製麺などで使用できる優待券(100円)が、下記の通り保有株数に応じてもらえます。
100株以上 30枚(3,000円分)
200株以上 40枚(4,000円分)
1,000株以上 100枚(10,000円分)
2,000株以上 150枚(15,000円分)
この他に、1年以上継続して200株以上保有で30枚(3,000円分)追加でもらえます。
株数当たりの優待比率が良いのは1年以上200株を保有することです。年間で140枚(14,000円分)もらえます。
現在の株価・利回り
1,399円(2020年12月11日終値) 単元株数100株
配当金12.5円 利回り0.89%
配当金12.5円+優待70円 利回り5.89%
※優待は200株を1年以上保有した場合(7,000円分×年2回)で換算。
配当金は少な目です。21年3月期は6.25円になると会社は予想しています。
1年以上200株保有した場合の優待利回りは悪くありません。
株価は1,000円を割り込んでいた時期もありましたが、かなり安定してきました。
直近の決算内容
トリドールの連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高(営業利益)、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高(営業利益)
2020年3月期 156,478百万円(4,367百万円)
2019年3月期 145,022百万円(2,302百万円)
2018年3月期 116,504百万円(7,635百万円)
20年3月期までは順調な業績でした。
21年3月期の中間決算は売上63,473百万円(前年同期比▲20.7%)で、2,073百万円の純損失となっています。
うどん業界も新型コロナの影響は出ているようです。
21年3月期の決算は、売上148,200百万円(前年同期比▲5.3%)で800百万円の純損失まで盛り返せると会社は予想しています。
自己資本比率
2020年3月期 21.6%
2019年3月期 28.8%
2018年3月期 32.9%
自己資本比率が低下してきています。
さらに新型コロナの影響もあり、21年3月期の中間決算時点(20年9月)で19.8%に低下しています。
株主資本利益率(ROE)
2020年3月期 4.93%
2019年3月期 0.76%
2018年3月期 13.24%
ここ2年は低い水準でした。
18年3月期に近い水準であれば株価も伸びていくと思いますが、21年3月期は赤字予想ですので期待はできません。
今後もホールドするべきか
今回のコロナ禍で取得した株の一つです。
コロナで軒並み株価が下落した外食業界で、私はうどん屋さんは影響が少ない方かと思っていましたが、普通にダメージはありました。
ただ、株価は安定していますし、優待の魅力度もあります。
取得したばかりですし、もう少し様子を見たいので、今後もホールドしたいと思います!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。