株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回は牛丼と言えばここです。「吉野家ホールディングス」です。
うちに株主優待が届いたのは4月末でした。
株主優待の内容
権利確定月は2月末日・8月末日の年2回です。
300円サービス券
「吉野家」や「はなまる」などで使える300円サービス券が保有株数に応じてもらえます。
保有株数が100株以上で10枚、1,000株以上で20枚、2,000株以上で40枚です。
また、優待券が届いてすぐに1冊(10枚)を事務局に送ると「吉野家商品詰め合わせセット」と引き換えできます。
前回まで冷凍の牛丼の具でしたが、非常用の缶飯になっていました。
前回が7食分、今回は4食分…今回は引き換えするのをやめようと思います…。
現在の株価・利回り
2,232円(2020年5月1日) 単元株数100株
配当金20円 利回り0.89%
配当金20円+優待60円 利回り3.58%
※優待は100株で換算。
前回(2019年11月8日終値)との株価比較 ▲380円(値上がり率▲14.5%)
株価は一時3,000円を超えましたが、新型コロナの影響もあり下落。最近は少し戻してきました。
直近の決算内容
吉野家の連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高
2020年2月期 216,201百万円
2019年2月期 202,385百万円
2018年2月期 198,503百万円
新型コロナの影響が出る前の2月末までですが、吉野家の既存店売上高が好調で、はなまるや海外での売上が増えているため、全体の売上としては増えています。
原材料価格の高騰や人件費の増加で昨期は最終赤字でしたが、20年2月期は7億円の純利益に転換しています。
自己資本比率
2020年2月期 37.9%
2019年2月期 43.9%
2018年2月期 49.5%
まだ水準としては問題ないレベルです。
ただ、有利子負債も増加し、自己資本比率も減少しています。
株主資本利益率(ROE)
2020年2月期 1.47%
2019年2月期 -11.25%
2018年2月期 2.62%
昨期の赤字が数字に表れています。今期は黒字になりましたが、数字としてはかなり低いです。
今後もホールドするべきか
原材料価格の高騰、人手不足や時給上昇による人件費の増加などの逆風はありましたが、20年2月期は純利益を出しています。
「ステーキのどん」などを運営するアークミールを2月末に事業譲渡しました。新型コロナのことを考えれば、タイミングは良かったのかもしれません。
テイクアウトのイメージも強い牛丼ですが、新型コロナの影響はトータルではマイナスでしょう。
ただ、店舗は営業しているところも多いので致命傷にはならないのではないでしょうか。
株主優待も非常に魅力的なので、今後もホールドしたいと思います!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。