株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回は牛丼チェーンの「すき家」で有名な「ゼンショーホールディングス」です。
うちに株主優待が届いたのは6月末でした。
株主優待の内容
権利確定月は3月末日・9月末日の年2回です。
食事券(500円券)
「すき家」「なか卯」「ココス」「ヴィクトリアステーション」「はま寿司」などで使える食事券(500円券)が、保有株数に応じて下記のようにもらえます。
・100株以上 1,000円分 (500円券2枚)
・300株以上 3,000円分 (500円券6枚)
・500株以上 6,000円分 (500円券12枚)
・1,000株以上 12,000円分(500円券24枚)
・5,000株以上 30,000円分(500円券60枚)
期限内に未使用の優待券を返送すれば、優待券3,000円分1冊につき、「すき家牛丼の具セット」など1セットと交換もできます。
私は、いつも牛丼並とサラダ単品で500円以内にするように使用しています。
現在の株価・利回り
2,109円(2020年7月1日終値) 単元株数100株
配当金20円 利回り0.94%
配当金20円+優待20円 利回り1.89%
※優待は100株(1,000円分×2回)で換算。
前回(2019年12月6日終値)との株価比較 ▲326円(値上がり率▲13.3%)
2020年3月期の年間配当は増配となり18円⇒20円になりました。
株価は少し伸び悩んでいます。ただ、外食業界の中では新型コロナ影響が少ない方かもしれません。
直近の決算内容
ゼンショーホールディングスの連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高(営業利益)、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高(営業利益)
2020年3月期 630,435百万円(20,918百万円)
2019年3月期 607,679百万円(18,834百万円)
2018年3月期 579,108百万円(17,611百万円)
外食産業ですので新型コロナの影響も少し含まれてはいるものの、売上はしっかり伸ばしていますし、利益も増加傾向です。
「すき家」「はま寿司」は前年比で少しだけプラス。その他の海外事業や冷凍食品で売上高を伸ばしたようです。
利益は少ないですが小売事業(スーパーマーケット)業績は悪くなかったようです。
一方、「ココス」などのレストラン部門がイマイチだったようです。
単純な食事だけ、ファストフードに分類されているものは影響が少なかったようです。
自己資本比率
2020年3月期 23.7%
2019年3月期 19.1%
2018年3月期 22.7%
低めですが20年3月期については有利子負債は減少し、自己資本が増加しています。
株主資本利益率(ROE)
2020年3月期 15.09%
2019年3月期 14.21%
2018年3月期 11.82%
利益も増加傾向ですし、こちらの数字が安定的に高めなのはプラスです。
日本の企業としても高い水準だと思います。
今後もホールドするべきか
街を歩いてみると「すき家」「なか卯」は人が多く入っているように感じます。
新型コロナの影響を考えるとファミレス部門に少し不安も残りますが、牛丼屋さんのような業態は心配ないかもしれません。
また20年3月期までの業績だけをみる、かなり健闘している方だと思います。
株主優待の魅力度は低めかもしれませんが、コロナも乗り切れる企業だと思いますので、今後もホールドしたいと思います!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。