株主優待が届くたびに、今後もホールドすべきかどうかをチェックしていきます。
今回は牛丼チェーンの「すき家」で有名な「ゼンショーホールディングス」です。
うちに株主優待が届いたのは12月第2週でした。
株主優待の内容
権利確定月は3月末日・9月末日の年2回です。今回は9月末日分です。
食事券(500円券)
「すき家」「なか卯」「ココス」「ヴィクトリアステーション」「はま寿司」などで使える食事券(500円券)が、保有株数に応じて下記のようにもらえます。
・100株以上 1,000円分 (500円券2枚)
・300株以上 3,000円分 (500円券6枚)
・500株以上 6,000円分 (500円券12枚)
・1,000株以上 12,000円分(500円券24枚)
・5,000株以上 30,000円分(500円券60枚)
期限内に未使用の優待券を返送すれば、優待券3,000円分1冊につき、「すき家牛丼の具セット」など1セットと交換もできます。
私は、いつも牛丼並とサラダ単品で500円以内にするように使用しています。
現在の株価・利回り
2,635円(2020年12月18日終値) 単元株数100株
配当金20円 利回り0.75%
配当金20円+優待20円 利回り1.51%
※優待は100株(1,000円分×2回)で換算。
前回(2020年7月1日終値)との株価比較 +526円(値上がり率+24.9%)
21年3月期の年間配当は前期と同様20円を予想しています。
新型コロナの影響で大きく下落した株価はかなり戻ってきました。
外食業界の中では新型コロナ影響が少ない方かもしれません。
直近の決算内容
ゼンショーホールディングスの連結決算の数字を確認します。
毎度ですが、売上高(営業利益)、自己資本比率、ROEくらいは確認しています。
もちろん連結でみていきます。
売上高(営業利益)
2020年3月期 630,435百万円(20,918百万円)
2019年3月期 607,679百万円(18,834百万円)
2018年3月期 579,108百万円(17,611百万円)
新型コロナの影響も少し含まれていた20年3月期でも、売上はしっかり伸ばしていましたし、利益も増加傾向でした。
ただ、21年3月期の中間決算では、売上高は287,975百万円(前年同期比▲10.0%)で524百万円の営業損失でした。
21年3月期の通期では、売上高は625,403百万円(前年同期比▲0.8%)、8,839百万円の営業利益で、なんとか純利益を出せると会社は予想しています。
自己資本比率
2020年3月期 23.7%
2019年3月期 19.1%
2018年3月期 22.7%
低めでしたが、20年3月期については有利子負債は減少し、自己資本が増加していました。
21月3月期の中間決算では21.0%に低下しています。
株主資本利益率(ROE)
2020年3月期 15.09%
2019年3月期 14.21%
2018年3月期 11.82%
この数字が安定的に高めでしたが、21年3月期はギリギリ純利益が出そうなレベルですので、高い数字にはならないと思います。
今後もホールドするべきか
「すき家」「なか卯」などには新型コロナの影響は小さめだと思います。
ファミレス部門に少し不安も残りますが、スーパーマーケットなどの小売部門は好調で21年3月期も大きな心配はいらないと思います。
株主優待の魅力度は低めかもしれませんが、コロナも乗り切れる企業だと思いますので、今後もホールドしたいと思います!
※あくまでも個人の備忘録として掲載していますので、投資する場合は自己責任でお願いします。