今回は某口コミサイトの温泉部門で北海道No.1の登別温泉「第一滝本館」に泊まってきました。
登別温泉のホテルの中では「上の下」くらいのイメージでしょうか。
「望楼NOGUCHI」や「滝乃家」のような高級路線ではありませんが、庶民が行ける人気の温泉ホテルです。
よく比較されるのは「まほろば」でしょうか。
ここに泊まるのは、3、4回目です。項目別に評価してみました。
評価
風呂 ★★★★★
日帰り入浴も含めれば、かなりの回数入っていますが、何度入っても最高です。
硫黄泉、芒硝泉、酸性緑ばん泉、食塩泉、重曹泉の5つの泉質。
男女合わせて35の湯船、広さは1500坪。とにかく広いです。
そして目の前は、観光名所の地獄谷で、ロケーションも素晴らしいです。
男女の入れ替えがないことと、施設の老朽化が目立ってきたことは、マイナスポイントかもしれませんが、「泉質」という意味でも北海道No.1の温泉は納得でしょう。
夕食 ★★★
私はいつもコスパ重視のバイキングチョイスですが、今回は新型コロナウイルスの影響で和食会席膳になっていました。
ただ、ずわい蟹、牛ステーキ、天ぷら、アイスクリームはオーダーでの食べ放題でした。
最初に用意された和食会席膳は、目張の煮付けや刺身など、味や鮮度も含めて、そこそこ美味しかったです。
天ぷらもサクサクで美味しかったのですが、ステーキは加工肉感がありましたし、ずわい蟹の身はしっかり入っていたのに塩分多めでした。
従業員には外国の方が多く、いつもはバイキング対応しているのか、接客が追い付いていませんでした。
ちなみに60分飲み放題は2,200円でした。
朝食 ★★★
朝食は和定食に加えて、パン、目玉焼き、ベーコン、ソーセージがオーダーで食べ放題です。
夕食と同様に最初に用意された和定食は、そこそこ美味しかったです。
ベーコンやソーセージは想像通りの味でしたが、パンがあまり美味しくなかったのは残念でした。
いつもはバイキングだからだと思いますが、こちらも接客が追い付いていませんでした。
部屋 ★★★
設定の中では安いプランにしましたので、グレードの低い南館に泊まりました。
ところどころ改装されてキレイな場所もありますが、いたって普通の和室です。
部屋に不満はありませんでした。
清潔感 ★★★★
老朽化は多少感じましたが、部屋、館内ともに清潔感はある方だと思います。
不快に感じるような場面はありませんでした。
接客 ★★
受付の従業員さんは非常に丁寧で印象が良かったです。
ただ、レストランには、外国人従業員が多く、食事の提供時間がかかり過ぎたり、上手く伝わらなかったりと不満が残ります。
いつもはバイキングで働いていて、コロナの影響で慣れない個別対応していたとは思いますが、少し残念でした。
子連れ ★★★★
プールやゲームコーナーがあります。
プールには長さ25mの温水プールやちびっこプールだけでなく、ウォータースライダーもあります。
もちろん、北海道で言えばガトキンや、サンパレスほど施設ではありませんが、小学校低学年くらいの子どもであれば十分楽しめると思います。
個別提供なら子供の食べれるものは少ないかもしれませんが、コロナの影響がなくなりバイキングに戻れば問題なしです。
コスパ ★★★
このホテルとしては安いプランで一人15,000円程度1泊2食でしたが、コスパ的には普通でしょうか。
温泉が最高で、施設のリニューアルが進みキレイでしたが、少し食事で株を落としているような気がします。
まとめ
しづお的 総合評価は83点です。
よく比較される「まほろば」の温泉が4泉質に対して、「第一滝本館」が5泉質です。
温泉施設だけで言えば、阿寒湖の鶴賀の方が凄いと思いますが、泉質と立地で言えば北海道最高レベルの温泉だと思います。
日帰り温泉で入って、別のところに泊まるというのもアリですが、温泉に入りまくりたい時はやっぱりここだと思います。
コロナが落ち着いてバイキングに戻った時に、また訪れたいと思います。