革製品は「一生もの」ですよね。じっくり使って経年変化を楽しむのはステキです。
他の方のブログで、何十ものブランドを比較しているサイトもありますが、私には全商品を手に取って比較する時間は残念ながらありません。
北海道で触れることのできる商品にも限りがあります。
北海道の革製品に絞ると「鞄のいたがき」か「ソメスサドル」に行きつきます。もう二択です。
どちらのブランドがおすすめなのか調べていきます。
鞄のいたがき
本店は赤平市。札幌をはじめ道内各地と東京や京都などにも直営店があります。
15歳から鞄づくり一筋の板垣英三氏が、1976年に北海道に移り住み、1982年に創業。
皮を柔らかくする作業「なめし」には、植物性のタンニン、化学薬品のクロムのどちらかが使用されていますが、「いたがき」は「タンニンなめし革」にこだわって製品を作っています。
いたがきでは「使うほど手に馴染み風合いの増す素朴で堅牢な天然素材」と紹介しています。
もちろん、製品はすべてハンドメイドです。カラーは「キャメル」の商品を推していると思います。
ソメスサドル
本店は砂川市(赤平市の隣です)。こちらも札幌をはじめ道内各地と東京などに直営店があります。
1964年に歌志内市で創業。日本唯一の馬具メーカーとして、国内外の競馬騎手の鞍を手がけ、宮内庁に馬車具を納入しているそうです。
馬好きの方々には知名度もあると思います。
いたがきほど素材の統一感はありませんが、こだわった素材選びをしているようです。もちろん、こちらもすべてハンドメイドで、デザインやカラーバリエーションが豊富です。
どちらがおすすめ?
「ソメス」と「いたがき」の比較ですが、クオリティはどちらも素晴らしいと思っています。
どちらも、郵送するか直営店を通して修理もしてくれますので長く使えます。
価格でいえば、そこまで差はないですが、「いたがきの方が安い」です。
デザインやカラーバリエーションなどで見れば、「ソメスの方がオシャレ」です。
個人的な印象ですが、どちらが有名かといえば「ソメスが少し有名」だと思います。
貧乏性の私が気にする革の厚さで言うと「いたがきの方が厚い」です。
結論は正直いって好みだと思います。
友人に紹介する場合は、若い人にはソメスをおすすめしますし、中高年にはいたがきをおすすめしています。
私が選んだのは
もちろん好みだと思いますが、私がこの二つを比較して最終的に行きついたのは「いたがき」です。
理由は「革の厚さ」「価格」「シンプル」これだけです!
二つ折りの財布
ずっと長財布を使ってきたのですが、ビジネスシーンでスーツのジャケット内ポケットに入れている時はいいのですが、プライベートでパンツのお尻ポケットに入れているとはみ出してしまいます。
貧乏性のため、盗まれるんじゃないかってソワソワします。人間不信すぎです。
ということで、二つ折りにしました。
ちゃんと、説明書にかいてある通り、月一でお手入れして、半年が経過した写真を載せておきます。
キーケース
キーケースは少しずつ味が出てきたようにも思います。
名刺入れ
名刺入れはほとんど変化していません。仕事していないことがバレますね。
また、時間が経ってきたときの写真は載せたいと思います。
もちろん、全国や海外のブランド、ポーターやコーチなどの革製品が悪いということでもありません。
ブランド力が強すぎると、原価以上の価値に金額に支払うことになります。
海外のシャネルやヴィトンなどスーパーブランドはソッコー除外です。コスパ悪すぎです。
北海道への愛から、地元にお金を落そうって気持ちもあるわけでの二択でした。