新型コロナの影響で今後どうなるかわかりませんが、外国人観光客に人気エリアのニセコでは、ここ10年ほどで新しいホテルも増えてきました。
今回はニセコ昆布温泉「ホテル甘露の森」に泊まってきました。
甘露の森は、15年ほど前にオープンしたホテルで、ニセコの温泉ホテルの中では「中の上」くらいのイメージでしょうか。
系列ホテルには小樽朝里クラッセホテルなどがあります。
みついし昆布温泉蔵三、びらとり温泉ゆからなどの系列ホテルに、私は泊まったことがありますが、どちらもイメージが良かったです。
項目別に評価してみました。
評価
風呂 ★★★★
温泉は硫黄泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、塩化物泉が複合する泉質です。
体が温まるだけでなく、肌をみずみずしくしてくれる働きのある「メタケイ酸」が多く含まれており、「美白・つるつる・しっとりの美肌効果」もあるそうです。
硫黄の香り、なめらかな感触のある温泉らしいお湯です。
大浴場は内湯が1つ、2つ程度で広いわけではなく、少し老朽化を感じました。
露天風呂からの景色は、テニスコートが見えるのが少し残念ですが、森、山に囲まれたロケーションが素晴らしいです。
夕食 ★★★★
夕食は和洋折衷のハーフビュッフェスタイルでした。
「お造り盛り合わせ」「陶板料理」「肉料理 又は 魚料理」の3品と、ビュッフェ形式で前菜や季節料理など40種類以上から選ぶことができます。
陶板料理は「甘露豆腐と野菜の豆乳鍋」でした。ニセコは水も美味しいので、所々に豆腐を推したメニューがありました。
お造りも含めて、どの料理も美味しく、十分満足できる内容でした。
メインは肉料理をチョイス。牛フィレ鉄板焼きでしたが、これも美味しかったです。
朝食 ★★★
朝食は、ビュッフェ形式で地元食材を使用した40種類以上のメニューから選ぶことができます。
ここでも、オリジナルの甘露豆腐を推していました。
パンも手作りシフォンケーキもまずまずの美味しさでした。
全体的に味も種類も、全く不満はありませんでした。
部屋 ★★★★
下から2番目くらいの部屋「スタンダード和洋室」でしたが、少しだけ老朽化を感じました。
金額を考えれば、そこそこ広くて部屋に不満はありませんでした。
清潔感 ★★★★
部屋や大浴場など老朽化を感じるところはありましたが、清潔感はある方だと思います。
ロビーもキレイでしたし、不快に感じるような場面はありませんでした。
接客 ★★★★
受付の従業員さんは外国人でしたが、非常に丁寧で印象が良かったです。
食事中の対応も良かったですし、教育がしっかりされている印象がありました。
サービスとしては、夜にロビーでピアノの生演奏もありました。
子連れ ★★
子連れ向けの食事、施設はほとんどありません。
フィットネスクラブもテニスも大人向けですので、卓球くらいでしょうか。
ニセコですので、ラフティングなど昼間のアクティビティを楽しむのが良いと思います。
コスパ ★★★★
gotoキャンペーンを利用して、1人9,000円ほど(設定金額は約13,000円)のプランで泊まりましたが、この内容を考えれば十分満足です。
コスパ的にはかなり良い方でしょう。
新型コロナがなければ、もっと金額をとっていたと思います。
まとめ
しづお的 総合評価は87点です。
少しだけ施設の老朽化を感じましたが、接客も良かったですし、食事内容も満足でした。
外国人がバンバン来ていた頃は、1人15,000円くらいとっていたのかもしれませんが、この金額、この内容であれば十分満足です。
高級ホテルではありませんが、おすすめできるホテルだと思いました。