札幌で「餃子」といえば間違いなく「みよしの」ですが、すすきの付近で人気の餃子店に行ってきました。
どこもチェーン店ではなく、小さめの店舗です。
訪れたのは数カ月前ですので、新型コロナの影響で営業形態など変更しているかもしれません。
①餃子 すぐるや
場所は中央区南6条西3丁目の雑居ビルの1階にありますが、ラーメン有名店「けやき」横の路地裏と言った方が分かりやすいかもしれません。
営業時間は19:00~翌2:00ですが、19時の開店時には待っているお客さんが数名いました。
席は7名分でカウンターだけですので、タイミングが悪ければ入れません。日曜、祝日は定休日です。
今回は焼餃子600円、にんにく入り焼餃子650円、水餃子600円、華麗なる餃子700円、それから生ビール600円を注文。
和菓子職人だったマスター1人で切り盛りしており、注文が入ってから皮を練り始めます。
餃子が出されるまで、ゆっくりビールを1杯いただきました。
まずは焼餃子。皮の厚さは厚過ぎず、薄過ぎず。餡は肉が少し多めで肉汁も美味しいです。
一番の印象はとにかく焼き方がうまい!パリッ、モチッという食感が素晴らしいです。
ニラ入りのタレで食べる水餃子もツルッとした食感で美味しいです。
華麗(カレー)なる餃子は、カリッとした皮とカレールーの餡とのギャップが面白いです。
個人的に一番ヒットはニンニク入り餃子でした。
店内にはコンサドーレ札幌の選手のサインが所々にあります。何度も通えば選手に遭遇できるかもしれません。
②キリン
場所は中央区南3条西6丁目、狸小路6丁目の狸小路市場にあります。
営業時間は17:00~なくなり次第終了。日曜日が定休です。
調理している本館は10席程の広さですが、南側にある別館には多くの席があります。
飲み物は冷蔵庫からセルフで持ってきて、最後に空き瓶の数で精算します。
餃子は小8個750円、中15個1,500円、大25個2,200円。1個あたりの金額にバラツキがあるのが気になりますが、今回は中15個をいただきました。
注文が入ってから皮に餡を包んで焼くので、少し時間がかかります。
皮は厚めで、揚げ焼きしているカリカリ感とモチモチ感を味わえます。
餡は少し甘く、肉より野菜が多めです。一つが大きく、食べ応えもあります。
餃子の他にも小籠包5個1,000円を食べましたが、肉汁たっぷりで美味しかったです。
いつも混んでいますが、空いていればまた行きたいです。
③またたび餃子
場所は中央区南4条西1丁目、豊水すすきの駅の1番出口を出てすぐの路地に入ると、2階に上がる階段が見えてきます。
営業時間は基本的に18:00~翌6:00で、祝日は0:00閉店、日曜日が定休です。
古民家風の店内には小上がりもあり、20名以上入れます。
焼き餃子と水餃子、それぞれ2種類あり、すべて6個で580円です。
以前は揚げ餃子もあったようですが、無くなったようです。
餡、皮、ラー油すべてが手作りとのこと。
今回は焼餃子の2種類「三元豚」「生姜」を6個ずついただきました。
餡にしっかり味がついており、肉汁も美味しい餃子でしたが、両方とも少しインパクトは弱めでした。
人気店ではありますが、個人的にはすぐるや、キリンの方が好きです。
ただ、勢いで食べた「油そば」も美味しく、餃子目的だけでなく楽しめる店だと思います。
やっぱり中華は「香州」
なんだかんだで、すすきの付近で中華と言えば「香州(かしう)」です。
餃子(660円)だけでなく、ここは何食べても美味しいです。
そして、ボリュームもあり、リーズナブル。素晴らしい。
ランチでも何度も利用させていただいています。
他にもすすきの付近の中華では「孝華」「東北飯店」もおすすめですが、「孝華」は少しお高いですし、「東北飯店」はちょっと遠いです。
まとめ
今回は餃子に絞ってまとめてみました。
訪れた3店では、「すぐるや」「キリン」がおすすめです。人気店ですので混んでることが多いですが、チャンスがあればぜひ食べてみてください。
他にも札幌中心部では、「SAPPORO餃子製造所」「なかよし餃子」あたりが人気でしょうか。
どちらも食べましたが、「SAPPORO餃子製造所」は一つがとても大きく、定食を食べる感覚。ランチで行くといいと思います。
飲み放題もある「なかよし餃子」は、羊の餃子が美味しかったです。
観光で札幌に来た場合は、札幌のソウルフード「みよしの」から食べてみてください。餃子とカレーの「みよしのセット」ですよ!
私は宇都宮の餃子も食べたことがありますが、あちらと札幌の餃子は別物ですね。
「みんみん」「正嗣(まさし)」の餃子が食べたくなってきました。やっぱり餃子は美味しいですね!
※価格などは訪問時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。