札幌ラーメンといえば「純すみ系(村中系)」です。
語源は「純連」と「すみれ」からで、超超人気店の「彩未」もこの系統です。
本店は地下鉄南北線の澄川駅から北に歩いて5分程度、南平岸駅から南に歩いて10分程度のところにあります。
日曜日の11時半に訪れましたが、30分程度並びました。
もちろんですが、代表的な「みそラーメン」(820円)を食べました。評価を書きます。
評価
料理・味 ★★★★
「熱い!」最初の一口を勢いよく食べてしまうと、ラードがしっかり張ってありますので注意が必要です。
スープは濃いめでコクがあって、味噌の味としては美味しいと思います。
にんにくも生姜も感じますが、強過ぎずちょうどいいくらいです。
スタンダードですが、たまご縮れ麺、炒めたもやし、チャーシューも美味しいです。
ただ、前半はスイスイ食べていったのですが、後半は少し箸が止まります。
「あれ?ちょっと油っぽいな」って感じてしまいました。
連れの正油も少しもらいましたが、「んーやっぱり油っぽい」。
油控えめチョイスができるようになれば、評価は上がると思います。
ボリューム・コスパ ★★★
ラーメンとしては平均的な量かやや多めくらいです。
みそ、辛みそ、正油、しお、全て820円ですので、微妙な価格ですが、嬉しいのはプラス50円で大盛りにできることです。
学生時代の私なら、確実に大盛り870円にしていました。
量も気持ち多めに感じましたのでコスパは普通にさせてもらいます。
サービス・雰囲気 ★★★
ラーメン屋と思えば内装はキレイです。
接客は大きな問題があるわけではありませんが、混んでいるせいか店員さんたちのモクモク感が強く、愛想は感じませんでした。
外国人や家族連れで、回転率が悪くなることがあり、人気店の自覚があるなら、ここも席を5、6席増やした方がよかったと思います。
まとめ
しづお的 総合評価は81点です。
味噌の味も美味しく、好きな方ですが、やっぱり油っぽい。
札幌ラーメンの歴史、「純すみ系(村中系)」の勉強だと思えば、損はないです。
もう少し油が少なめであれば、かなり美味しいと思いますが、観光客や道外の友人に勧めることはないですし、もう一回食べたいとは思いませんでした。