出張で仙台に行ってきました。
帰りの飛行機まで5時間くらい暇になったので、日本三景の松島観光に行ってきました。
行き方
仙台市から国道45号線を北東に向かえば1時間程度で着きますが、出張で来たので電車で行きます。
仙石線の松島海岸駅が最寄り駅です。
JR仙台駅から松島海岸駅は快速で30分弱、普通で40分程度です。
観光スポット
遊覧船
松島観光のド定番は遊覧船です。
遊覧船を出している会社は2つあります。松島海岸駅前や、遊覧船乗り場でしっかりPRしているのは「仁王丸」を運行してる「松島島巡り観光船企業組合」。
もう一つは松島湾内で一番大きい「あおば」を運行している「丸文松島汽船」です。
私は「仁王丸」に乗りました。土曜日に行きましたが、結構混んでました。大人1,500円、子供750円です。
向かいに泊めてあった「あおば」の方が空いていたので、そっちでもありだと思いました。
松島湾内を50分、仁王島、鐘島、千貫島など松島の島々を見ることができる「仁王丸コース」です。
50分は時間的にはちょうどいい感じです。島の名前を船内放送で説明してくれます。
船の後ろ側は外に出れるので、寒くなければ風を感じながら景色を楽しむことができます。
五大堂
遊覧船乗り場からすぐ近くにある「五大堂」です。
五大堂に向かう橋「透かし橋」は橋げたの間から海が見えます。少し恐いです。
慶長9(1604)年に伊達政宗が再建したもので、東北地方で最古の桃山建築の建物として、国の重要文化財に指定されています。
十二支の彫刻などが見どころですが、ぐるっと見るだけなので、時間的には10分くらいの滞在でした。
福浦橋
五大堂から東に400mほど歩くと「福浦橋」があります。北に全長252mの朱塗りの橋で、松島湾に浮かぶ福浦島とを結んでいます。
通行料は大人200円、子供100円かかります。福浦島は、自然公園になっており、弁天堂や広場、レストハウスなどもあり、散策が楽しめます。
島を一周するには1時間半ほどかかそうなので、今回は見るだけでした。
瑞巌寺
遊覧船乗り場からは300mほど内陸側に向かうと「瑞巌寺」があります。
伊達家の菩提寺で、現在の建物は慶長14年(1609年)に政宗が完成させたものだそうです。
孔雀や松、花などが描かれた金色に輝く襖は素晴らしいです。
大人700円、小中学生400円。宝物館などもじっくり見てしまうと40~50分はかかる思います。
円通院
「円通院」は瑞巌寺の西隣にあり、仙台藩主二代忠宗の次男光宗の菩提寺です。
19歳の若さで亡くなった光宗公の死を悼んで建立された三慧殿があり、その扉には日本最古といわれる西洋バラの絵が描かれています。
円通院には、バラの庭「白華峰西洋の庭」、スギやコケで構成された「三慧殿禅林 瞑想の庭」、心字池のある「遠州の庭」、石庭「雲外天地の庭」の4つの庭園があります。
個人的には「三慧殿禅林瞑想の庭」が雰囲気があってよかったと思います。
20分くらいの滞在でした。拝観料は大人300円、高校生150円、小中学生100円です。
もっと時間があれば
実際、松島にいたのは3時間ちょっとです。
時間がありませんでしたので、日本三景展望台となっている「松島城」や、子供も楽しめる「みちのく伊達政宗歴史館」にはいきませんでした。
「松島さかな市場」やグルメスポットも豊富なので、ゆっくり観光したいのであれば、丸一日あった方がいいと思いました。