台湾旅行で訪れた観光地をいくつか紹介します。
まずは鉄板中の鉄板、世界四大博物館の一つ「国立故宮博物院」です。
行き方・観覧
行き方ですが個人で行く場合は、MRT淡水信義線(赤色)の士林駅からタクシーが一番楽かと思います。
士林駅から故宮博物院までは10分120元前後で行けるそうです。台北駅からも20分300元前後で行けるそうです。
バスも調べましたが、少し面倒っぽい感じがしたので、タクシーを使うことをおすすめします。ただ、帰る時のぼったくりタクシーには注意してください。
故宮博物院への入場料金は、大人350元、18歳未満は無料です。
展示物の説明は中国語と英語だけです。丸腰でいくとよくわかりませんので、初めての場合はオプショナルツアーでガイドさんと行くことをおすすめします。
また、リュックや大きめのカバンは持ち込めません。盗難防止です。持っている場合はコインロッカーで預けなければいけません。
展示品は撮影は可能ですが、フラッシュ禁止です。
展示物
残念ながら、私が行ったGW中は「翠玉白菜」と「肉形石」は貸し出されて見れませんでした。
白菜と豚の角煮ならいつでも見れると割り切りたいところですが、次回来るときには、ちゃんと観たいと思います。
印象に残った展示物を少しだけ載せておきます。
毛公鼎
「毛公鼎(もうこうてい)」は西周晩期、2800年くらい前に祭祀で使われた礼器だそうです。
また、銅器に鋳刻されている銘文が、毛公鼎は500文字あり、漢字の発展史においても極めて貴重な根源とされています。
青磁無紋水仙盆
中国陶磁の名品中の名品といわれているそうで、宮廷用の青磁を焼成した汝窯を代表する青磁水仙盆です。
中国北宋時代、だいたい1000年前くらいの陶磁器です。
現存するのは世界に90点ほどで、7年前くらいに香港でオークションにかけられたものには23億円の値がついたそうです。
翡翠屏風
こちらは清の時代なので数百年前くらいのものでしょうか。
一時期、昭和天皇の元にあったという翡翠の屏風です。戦後、台湾に返還されました。
48枚の翡翠は透かし彫りで両側から観覧することができるようになってます。
象牙透彫雲龍文套球
「象牙透彫雲龍文套球(ちょうぞうげとうかうんりゅうもんとうきゅう)」は、大きな1本の象牙から掘り出したという21層の球体で、その一つ一つが回転するそうです。
どうやって作られたのか不思議です。
こちらも清の時代に、親子3代に渡って100年以上かけて制作された作品らしいです。
GW中ということもあってすごい人で混雑していましたが、見どころはいっぱいでした。
いつか白菜と豚の角煮を観にもう一回行きたいと思います。