台湾旅行で訪れた観光地をいくつか紹介します。
台湾の夜市で一番有名な「士林夜市」です。
士林夜市とは
「夜市」とは、夕方から深夜に営業する屋台など小規模店舗の集まりです。
小吃と呼ばれるB級グルメや衣料品、雑貨、ゲームなど様々なジャンルのお店が並び、多くの地元の人や観光客で賑わいます。
士林夜市は、以前から媽祖を祀った「慈諴宮」の門前夜市がありましたが、日本統治時代の1909年に「士林市場」が作られ、拡大していったそうです。
「士林夜市」は台湾に複数ある夜市の中で最大の規模です。
日本人観光客も多く、日本語が通じるところも多いですし、日本語のメニューも店によっては用意してあります。
2011年に大規模な改修があり「新士林市場」が開業して、衛生的な環境になったそうです。
新士林市場の地上階は、土産物店やゲームコーナーがあり、地下はグルメ屋台が集中する美食区になっています。
行き方
士林夜市は台北市の北部に位置し、MRT淡水信義線(赤色)の劍潭駅の北側です。
市場内にもトイレがありますが、数はあまりないので駅で済ませておくと良いと思います。
帰りが遅くなればタクシーになりますが、キレイなタクシーを選べば問題ありません。
グルメ
士林豪大大鶏排
たぶん一番有名です。とにかくでかいフライドチキン(70元)が食べられます。
行列ができていましたが、どんどん出来上がるので回転はよかったです。
味はまあまあでした。ボリュームなどインパクト重視です。
福州世祖胡椒餅
饒河街夜市にある有名な「福州世祖胡椒餅」も士林夜市にあります。
人気店ですので、かなり行列ができていて少し待ちました。
胡椒が効いて少し辛めの豚肉餡はとても美味しいです。
私は少し辛いくらいでしたが、連れは胡椒が固まっていたのか辛そうにしていました。
珍煮丹
黒糖タピオカミルクティーの人気店です。地元の人から支持されているそうです。
美味しかったですが、19年6月に渋谷に進出したようです。汗
士林夜市では、ここの他に「老虎堂」「幸福堂」あたりが有名です。
さすがに全部は飲めませんでした。
その他
台湾B級グルメの定番「蚵仔煎(牡蠣入りオムレツ)」の有名店には「大頭龍」や「忠誠號」などもありますし、西門町にある「阿宗麺線」もあります。
また、強烈な臭いで有名な「臭豆腐」を出している店も結構あります。
胃袋がもう一つほしいくらいでした。
士林慈誠宮
士林夜市の中に位置しており、「士林媽祖廟」とも呼ばれ、媽祖を祀っています。
1796年に建立されましたが、1895年に焼失、現在の場所に移されて再建されたそうです。
そこまでメジャーな寺院ではありませんが、士林夜市に行った際は立ち寄ってみてください。
さすがに士林夜市は1日では回りきれませんでした。
もう一度行きたいと思いましたし、ここの他にも人気の「饒河街観光夜市」にも行ってみたいと思いました。